本作「ファイナルファンタジー2」は1988年12月17日に「ファミリーコンピューター」(以降ファミコン)用に発売されたロールプレイングゲームで、今では世界中で有名なシリーズの2作目になります。
オリジナル版のファミコン版以外にも、リメイクとして後に2000年にワンダースワンカラー、PlayStation、ゲームボーイアドバンスで前作の1とカップリング移植、PlayStationPortable、スマートフォン版と数々の移植とリメイクが行われています。
(ファミコン版も後に1とカップリング移植され、「ファイナルファンタジー1・2」として再販)
今となっては国民的RPGの1つとして超がつく程の大人気を誇っているシリーズですが、2はそのシリーズの中でもかなりの癖がある作品です。

ゲーム内容

平和な世界に、突如パラメキア帝国と呼ばれる国の皇帝が魔物を魔界より召喚し、世界征服に乗り出します。世界中の国もこれに抵抗したものの次々と陥落、
主人公フリオニールの暮らすフィン帝国も同じように帝国の魔の手により陥落され、追撃部隊により重症を負ってしまいます。
フリオニールが目を覚ますとそこは反乱軍と呼ばれるフィンの王女「ヒルダ」の指揮する軍に救助され、幼馴染の義兄妹「マリア」と「ガイ」と再会するものの、義兄であり親友の「レオンハルト」だけが見つかりません。
3人は反乱軍への参加を決意し、物語は始まります。
本作はフリオニール、マリア、ガイの3人は固定メンバーで、4人目のメンバーがシナリオの進行度に応じて変わるようになっています。

癖のあるゲームシステム

従来のRPGにある「レベル」の概念を撤廃し、全てを「熟練度」で成長させるシステムに変更されています。
これは「攻撃をすれば『ちから』や攻撃した際の『武器』の熟練度が上昇」し、「ダメージを受ければ『HP』の熟練度が上昇」し、一定の値まで熟練度を貯めるとその値が上昇する仕組みになっております。
これにより、とてつもなく自由度の高い育成が可能になり、従来のようにキャラクター独自の能力ではなく、自分自身で主人公達の能力を自由に成長させることが出来ます。(力ばかりを上げて、所謂脳筋パーティを作ったり、魔法特化のパーティなど、工夫次第ではかなりの組み合わせのパーティも作れます)
他にも、防具には「重さ」というものがあり、これの値が大きいと敵の攻撃を回避できずに雑魚モンスターにすら全滅してしまう事もしばしばあります。(そのため、ゲームを進めていくにつれ、軽い装備を使ったほうがいい)
理由としては、FF2は回避ゲーと呼ばれており、回避率をうまく上げているかで難易度が激しく上下します。(その気になればHPが極端に低かろうがクリアも可能です)
なお、このゲームシステムはのちにファイナルファンタジー3や5で一部取り入れられたり、「サガシリーズ」ではこのシステムを改良・発展させたものを導入しています。

プレイして楽しめた点

極めて自由度の高い育成要素+その気になればゲーム序盤で、本来終盤に行く街まで遠征して強力な武具、魔法を購入して序盤の敵を蹂躙したり、極端に低いステータスでゲームを攻略するなど、発想次第では何度もやり込める面白さがあります。
FFシリーズ初のドラマ性あるシナリオがよく、戦いの中で出会い、別れた仲間の遺志を引き継いで帝国と戦うシナリオは暗く、悲壮感は漂うものの素晴らしい出来です。(ゲーム中の進行状況によっては町が破壊、住人がいなくなる、終盤にもなると一部の町そのものが消滅したり)
これはリメイク版での話になりますが、ゲームボーイアドバンス、PSP、スマホ版のFF2では戦いの中で散っていった仲間達の死後の物語を収録した「ソウルオブリバース」というシナリオがあり、こちらの出来も大変良い出来です。(本編で離脱する前の装備やステータスを引き継ぎます)
更にPSPとスマホでは追加のダンジョン「秘紋の迷宮」が新規で収録されており、これをクリアしていくことで本編で使える強力な武器が入手出来ます(難易度もかなり高いですが)

プレイして良くなかった点

最初に何から手をつけるべきか少々難しいのが難点です。ストーリーを進めるだけならすぐに進めるものの、育成に関しては説明書を見ても最初はチンプンカンプンになりやすいです。
更にはHPを上げすぎると敵が逃げるようになってしまい、場合によっては難易度が急上昇してしまう事も…(熟練度を上げられる機会が減ってしまうし、攻略本などでパーティアタックを利用したHPアップを推奨しているため、HPアップしてプレイする人が急増していました)
自由度が極めて高い反面、ゲームバランスが崩壊しすぎているため、何らかのやり込みプレイや縛りプレイなどを意識しないと物足りないと思う事も(とある武器を用いたラスボス一撃で撃破などが有名なので、それの封印など)

総評

FFシリーズ2作目はかなり癖のあるゲームではありますが、慣れてさえしまえば非常に楽しめる中毒性のあるゲームです。
現在ではファミコン版をWiiUや3DSのバーチャルコンソール(500円ほど)で購入できるし、WiiUでFF1・2のダウンロード版(800円前後)、リメイク版もPS3でPS1のダウンロード版、VITAでPSP版を遊ぶこともできますし、何より現在ではスマートフォンの普及により手に取りやすいかと思われます(スマホ版は1000円前後、PS版は600円前後、PSP版は2100円程で購入可能)
しかし、ワンダースワンカラーは現在は生産終了しているうえに、後継機種も極めてレアでプレミア価格がつくレベルの品物なので、ワンダースワン版を遊びたいという場合は本体とソフトをどうにか入手する必要があるため、こちらは入手難易度は非常に高いです。

https://gamerstand.net/wp-content/uploads/2019/02/ff2.jpghttps://gamerstand.net/wp-content/uploads/2019/02/ff2-150x150.jpggamer懐かしのゲーム本作「ファイナルファンタジー2」は1988年12月17日に「ファミリーコンピューター」(以降ファミコン)用に発売されたロールプレイングゲームで、今では世界中で有名なシリーズの2作目になります。 オリジナル版のファミコン版以外にも、リメイクとして後に2000年にワンダースワンカラー、PlayStation、ゲームボーイアドバンスで前作の1とカップリング移植、PlayStationPortable、スマートフォン版と数々の移植とリメイクが行われています。 (ファミコン版も後に1とカップリング移植され、「ファイナルファンタジー1・2」として再販) 今となっては国民的RPGの1つとして超がつく程の大人気を誇っているシリーズですが、2はそのシリーズの中でもかなりの癖がある作品です。 ゲーム内容 平和な世界に、突如パラメキア帝国と呼ばれる国の皇帝が魔物を魔界より召喚し、世界征服に乗り出します。世界中の国もこれに抵抗したものの次々と陥落、 主人公フリオニールの暮らすフィン帝国も同じように帝国の魔の手により陥落され、追撃部隊により重症を負ってしまいます。 フリオニールが目を覚ますとそこは反乱軍と呼ばれるフィンの王女「ヒルダ」の指揮する軍に救助され、幼馴染の義兄妹「マリア」と「ガイ」と再会するものの、義兄であり親友の「レオンハルト」だけが見つかりません。 3人は反乱軍への参加を決意し、物語は始まります。 本作はフリオニール、マリア、ガイの3人は固定メンバーで、4人目のメンバーがシナリオの進行度に応じて変わるようになっています。 癖のあるゲームシステム 従来のRPGにある「レベル」の概念を撤廃し、全てを「熟練度」で成長させるシステムに変更されています。 これは「攻撃をすれば『ちから』や攻撃した際の『武器』の熟練度が上昇」し、「ダメージを受ければ『HP』の熟練度が上昇」し、一定の値まで熟練度を貯めるとその値が上昇する仕組みになっております。 これにより、とてつもなく自由度の高い育成が可能になり、従来のようにキャラクター独自の能力ではなく、自分自身で主人公達の能力を自由に成長させることが出来ます。(力ばかりを上げて、所謂脳筋パーティを作ったり、魔法特化のパーティなど、工夫次第ではかなりの組み合わせのパーティも作れます) 他にも、防具には「重さ」というものがあり、これの値が大きいと敵の攻撃を回避できずに雑魚モンスターにすら全滅してしまう事もしばしばあります。(そのため、ゲームを進めていくにつれ、軽い装備を使ったほうがいい) 理由としては、FF2は回避ゲーと呼ばれており、回避率をうまく上げているかで難易度が激しく上下します。(その気になればHPが極端に低かろうがクリアも可能です) なお、このゲームシステムはのちにファイナルファンタジー3や5で一部取り入れられたり、「サガシリーズ」ではこのシステムを改良・発展させたものを導入しています。 プレイして楽しめた点 極めて自由度の高い育成要素+その気になればゲーム序盤で、本来終盤に行く街まで遠征して強力な武具、魔法を購入して序盤の敵を蹂躙したり、極端に低いステータスでゲームを攻略するなど、発想次第では何度もやり込める面白さがあります。 FFシリーズ初のドラマ性あるシナリオがよく、戦いの中で出会い、別れた仲間の遺志を引き継いで帝国と戦うシナリオは暗く、悲壮感は漂うものの素晴らしい出来です。(ゲーム中の進行状況によっては町が破壊、住人がいなくなる、終盤にもなると一部の町そのものが消滅したり) これはリメイク版での話になりますが、ゲームボーイアドバンス、PSP、スマホ版のFF2では戦いの中で散っていった仲間達の死後の物語を収録した「ソウルオブリバース」というシナリオがあり、こちらの出来も大変良い出来です。(本編で離脱する前の装備やステータスを引き継ぎます) 更にPSPとスマホでは追加のダンジョン「秘紋の迷宮」が新規で収録されており、これをクリアしていくことで本編で使える強力な武器が入手出来ます(難易度もかなり高いですが) プレイして良くなかった点 最初に何から手をつけるべきか少々難しいのが難点です。ストーリーを進めるだけならすぐに進めるものの、育成に関しては説明書を見ても最初はチンプンカンプンになりやすいです。 更にはHPを上げすぎると敵が逃げるようになってしまい、場合によっては難易度が急上昇してしまう事も…(熟練度を上げられる機会が減ってしまうし、攻略本などでパーティアタックを利用したHPアップを推奨しているため、HPアップしてプレイする人が急増していました) 自由度が極めて高い反面、ゲームバランスが崩壊しすぎているため、何らかのやり込みプレイや縛りプレイなどを意識しないと物足りないと思う事も(とある武器を用いたラスボス一撃で撃破などが有名なので、それの封印など) 総評 FFシリーズ2作目はかなり癖のあるゲームではありますが、慣れてさえしまえば非常に楽しめる中毒性のあるゲームです。 現在ではファミコン版をWiiUや3DSのバーチャルコンソール(500円ほど)で購入できるし、WiiUでFF1・2のダウンロード版(800円前後)、リメイク版もPS3でPS1のダウンロード版、VITAでPSP版を遊ぶこともできますし、何より現在ではスマートフォンの普及により手に取りやすいかと思われます(スマホ版は1000円前後、PS版は600円前後、PSP版は2100円程で購入可能) しかし、ワンダースワンカラーは現在は生産終了しているうえに、後継機種も極めてレアでプレミア価格がつくレベルの品物なので、ワンダースワン版を遊びたいという場合は本体とソフトをどうにか入手する必要があるため、こちらは入手難易度は非常に高いです。話題や人気のゲームに関するレビューや攻略情報を紹介