懐かしのあのゲームを振り返る!ポケモンシリーズ4作目「ポケットモンスター ダイヤモンド パール」
タイトル:ポケットモンスター ダイヤモンド パール
対応機種:ニンテンドーDS
ジャンル:RPG
本作は2006年にニンテンドーDSで発売されたポケットモンスターシリーズの4作目です。(通称第4世代)
プラットフォームをDSに移したことでWi-Fiコネクション(DSやWiiで使用出来たネットワークサービスですが、2014年5月でサービスが終了、既に使用は不可能)を用いて
フレンドとポケモン交換や通信対戦を楽しむことが出来ることで話題を呼んでおりました。
新しい地方
第4世代ではシンオウ地方(日本の北海道がモデルの模様)を舞台に悪の組織「ギンガ団」と戦いを繰り広げます。
第3世代までは少なかった各キャラクターのサブイベントや会話など、個性がより強くパワーアップしています。(それまでの作品だとただ倒す相手というだけだったりもした)
ポケモンの数も前作より増加し、最終的に493体(イベント・映画配布のポケモン含む)とかなりの数に増えてしまっております。
外部ソフト
Wiiの発売とほぼ同時期に「ポケモン バトルレボリューション」が発売されました。
こちらはWiiを使ったオンライン対戦に対応しており、「見知らぬ人とオンライン対戦が可能」という、DSで出来なかった遊びが可能な画期的なゲームになっており、大画面でオンラインのポケモンバトルが楽しめる希少な1本となっていました。(他にも可能なのは2020年に発売されたソード&シールドなど)
ほかにも「みんなのポケモン牧場」というDSのボックスに入りきらないポケモンたちを管理するツールソフトも販売されておりました(ダウンロード専売なうえに2019年にWiiのショッピングチャンネル終了につき購入も不可能に)。
オンライン対戦をするにあたって、ポケモンの能力を厳選するためにかなりの数のポケモンたちを管理しなくてはならなくなるため、こういったツールは当時のユーザーからは助かったという声が多かったです。
「バトルレボリューション」は同時期にYouTubeやニコニコ動画などの動画投稿サイトがちょうど盛り上がっていたころだったため、大小さまざまな対戦動画から有名プレイヤーの意外な戦略が見れたり・・それまで対戦に興味を示さなかったユーザーも取り込めてポケモンそのものの人気もとんでもない事になっておりました。
バグ
今作では「なぞのばしょ」と呼ばれるバグ空間に行くことが可能で、それを用いて本作の幻のポケモンが存在する空間に強引に行くことができます。
当然バグ空間のため失敗すればセーブデータを削除しないといけなかったりします(DSステーションを使って修正プログラムを適用することで戻る事もできます)
「ダークライ」「シェイミ」はすぐに発見されたものの、「アルセウス」だけはどうしても見つけることが出来ず、不可能かと思われていましたが、2019年頃についに発見されてしまいます。かなりの執念ですね。
対戦環境
ダイヤ、パール版は「ねむり」があまりにも凶悪な性能で最低2ターンは眠りっぱなしになってしまう上に命中率が若干の上昇、おまけに「ゲンガー」がかなりの強ポケモンとして君臨していました。
さらに通称「600族」と呼ばれる種族値が高いポケモンたちも増加し、対戦ツールとしては少々バランス面に難がある調整となってしまっておりました。(特にドラゴンポケモンの「ガブリアス」があまりにも強すぎるせいで批判の的にもなりました。)
マイナーチェンジ版
ダイヤ、パールが出て数年後の2008年に「ポケットモンスター プラチナ」が発売、シナリオが若干追加と既存ポケモンの新フォルムの追加、バグ周りの修正と難易度が上昇と完全版にふさわしいソフトに仕上がっております。
Wi-Fi対戦で行われた対戦を鑑賞できる「バトルビデオ」が非常に好評で、動画サイトを見れる環境にないユーザーからも非常にありがたい存在でした。
さらには「エメラルド」版でド鬼畜と言われた「バトルフロンティア」がまさかまさかの復活を遂げました。とはいえエメラルド版のような異常な難易度は相当な意見が来ていたのか、比較的抑えめな難しサになっていました。
ほかにもUIの改善(全体的にダイヤ・パールはもっさりしていたので、テンポがかなり改善されていました)と、対戦面で一部調整が入っています。
リメイク版
2021年11月に「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」がリメイク作品としてニンテンドースイッチ専用ソフトで発売予定となっております。
総評
ニンテンドーDSで最初に出た本家ポケモンですが、Wi-Fiコネクションの存在もあってかなり人気の高い作品でした。
バグの規模の大きさ、Wi-Fiとアニメの影響で女性主人公の「ヒカリ」の知名度と人気の異常な高さは今でもプレイヤーの記憶に残る程のものでしょう。
11月にはリメイク版が発売予定ですが、今のうちに本作をプレイしてみるのも良いかもしれませんね(プラチナ版にあるバトルフロンティアはリメイク版にあるかわからないので、それを目当てにやってみるのも?)
余談
厳密には「クリスタル版」の時点でオンラインはできましたが、
こちらは携帯電話とモバイルアダプタGBというものが必要な上に、通信料金もかかっておりましたが、DSのWi-Fiコネクションは無料で全て可能な上に、インターネット環境の無い人でも「DSステーション」というゲーム屋さんや家電量販店に設置されたフリーのWi-Fiスポット(後にマクドナルドやセブンイレブンなどのお店でもフリースポットが設置されました)を用いることでオンライン通信が可能です。
ただ、当時出ていた「ニンテンドーDS Lite」が入手困難であったため、本体とソフトを同時購入するのに苦労した人も多かったと思われます。
https://gamerstand.net/43981https://gamerstand.net/wp-content/uploads/2021/09/y_5f6dda9848e49.jpghttps://gamerstand.net/wp-content/uploads/2021/09/y_5f6dda9848e49-150x150.jpg懐かしのゲームタイトル:ポケットモンスター ダイヤモンド パール 対応機種:ニンテンドーDS ジャンル:RPG 本作は2006年にニンテンドーDSで発売されたポケットモンスターシリーズの4作目です。(通称第4世代) プラットフォームをDSに移したことでWi-Fiコネクション(DSやWiiで使用出来たネットワークサービスですが、2014年5月でサービスが終了、既に使用は不可能)を用いて フレンドとポケモン交換や通信対戦を楽しむことが出来ることで話題を呼んでおりました。 新しい地方 第4世代ではシンオウ地方(日本の北海道がモデルの模様)を舞台に悪の組織「ギンガ団」と戦いを繰り広げます。 第3世代までは少なかった各キャラクターのサブイベントや会話など、個性がより強くパワーアップしています。(それまでの作品だとただ倒す相手というだけだったりもした) ポケモンの数も前作より増加し、最終的に493体(イベント・映画配布のポケモン含む)とかなりの数に増えてしまっております。 外部ソフト Wiiの発売とほぼ同時期に「ポケモン バトルレボリューション」が発売されました。 こちらはWiiを使ったオンライン対戦に対応しており、「見知らぬ人とオンライン対戦が可能」という、DSで出来なかった遊びが可能な画期的なゲームになっており、大画面でオンラインのポケモンバトルが楽しめる希少な1本となっていました。(他にも可能なのは2020年に発売されたソード&シールドなど) ほかにも「みんなのポケモン牧場」というDSのボックスに入りきらないポケモンたちを管理するツールソフトも販売されておりました(ダウンロード専売なうえに2019年にWiiのショッピングチャンネル終了につき購入も不可能に)。 オンライン対戦をするにあたって、ポケモンの能力を厳選するためにかなりの数のポケモンたちを管理しなくてはならなくなるため、こういったツールは当時のユーザーからは助かったという声が多かったです。 「バトルレボリューション」は同時期にYouTubeやニコニコ動画などの動画投稿サイトがちょうど盛り上がっていたころだったため、大小さまざまな対戦動画から有名プレイヤーの意外な戦略が見れたり・・それまで対戦に興味を示さなかったユーザーも取り込めてポケモンそのものの人気もとんでもない事になっておりました。 バグ 今作では「なぞのばしょ」と呼ばれるバグ空間に行くことが可能で、それを用いて本作の幻のポケモンが存在する空間に強引に行くことができます。 当然バグ空間のため失敗すればセーブデータを削除しないといけなかったりします(DSステーションを使って修正プログラムを適用することで戻る事もできます) 「ダークライ」「シェイミ」はすぐに発見されたものの、「アルセウス」だけはどうしても見つけることが出来ず、不可能かと思われていましたが、2019年頃についに発見されてしまいます。かなりの執念ですね。 対戦環境 ダイヤ、パール版は「ねむり」があまりにも凶悪な性能で最低2ターンは眠りっぱなしになってしまう上に命中率が若干の上昇、おまけに「ゲンガー」がかなりの強ポケモンとして君臨していました。 さらに通称「600族」と呼ばれる種族値が高いポケモンたちも増加し、対戦ツールとしては少々バランス面に難がある調整となってしまっておりました。(特にドラゴンポケモンの「ガブリアス」があまりにも強すぎるせいで批判の的にもなりました。) マイナーチェンジ版 ダイヤ、パールが出て数年後の2008年に「ポケットモンスター プラチナ」が発売、シナリオが若干追加と既存ポケモンの新フォルムの追加、バグ周りの修正と難易度が上昇と完全版にふさわしいソフトに仕上がっております。 Wi-Fi対戦で行われた対戦を鑑賞できる「バトルビデオ」が非常に好評で、動画サイトを見れる環境にないユーザーからも非常にありがたい存在でした。 さらには「エメラルド」版でド鬼畜と言われた「バトルフロンティア」がまさかまさかの復活を遂げました。とはいえエメラルド版のような異常な難易度は相当な意見が来ていたのか、比較的抑えめな難しサになっていました。 ほかにもUIの改善(全体的にダイヤ・パールはもっさりしていたので、テンポがかなり改善されていました)と、対戦面で一部調整が入っています。 リメイク版 2021年11月に「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」がリメイク作品としてニンテンドースイッチ専用ソフトで発売予定となっております。 総評 ニンテンドーDSで最初に出た本家ポケモンですが、Wi-Fiコネクションの存在もあってかなり人気の高い作品でした。 バグの規模の大きさ、Wi-Fiとアニメの影響で女性主人公の「ヒカリ」の知名度と人気の異常な高さは今でもプレイヤーの記憶に残る程のものでしょう。 11月にはリメイク版が発売予定ですが、今のうちに本作をプレイしてみるのも良いかもしれませんね(プラチナ版にあるバトルフロンティアはリメイク版にあるかわからないので、それを目当てにやってみるのも?) 余談 厳密には「クリスタル版」の時点でオンラインはできましたが、 こちらは携帯電話とモバイルアダプタGBというものが必要な上に、通信料金もかかっておりましたが、DSのWi-Fiコネクションは無料で全て可能な上に、インターネット環境の無い人でも「DSステーション」というゲーム屋さんや家電量販店に設置されたフリーのWi-Fiスポット(後にマクドナルドやセブンイレブンなどのお店でもフリースポットが設置されました)を用いることでオンライン通信が可能です。 ただ、当時出ていた「ニンテンドーDS Lite」が入手困難であったため、本体とソフトを同時購入するのに苦労した人も多かったと思われます。 gamer noritaka.high@gmail.comAdministratorGAMER STAND

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