タイトル:ギルティギア ストライヴ
対応機種PS4/PS5/Steam/アーケード(ALL.Net P-ras MULTI version3)
ジャンル:対戦格闘ゲーム

概要

本作は株式会社アークシステムワークスより2021年6月11日発売予定の対戦格闘ゲームです。
1998年よりプレイステーションで発売した「ギルティ・ギア」シリーズの最新作であり、それまでのシリーズ作とはガラリとシステムを変えた作品となっています。

ゲームシステム

本来格闘ゲームは相手を画面端に追い込む事で有利になり、相手側は不利になってしまいますが、本作では特定の条件を満たすことで画面端にヒビが入り、割れて次のエリアに移動するといった仕掛けが用意されております。
これにより初心者が一方的にハメ殺されるといった事態が減るにくわえ、上級者同士の対戦でも「割るべき」か「割らないでガンガン攻めていく状況を維持するか」の駆け引きが発生することでより対戦が面白くなります。

さらに今までのシリーズにあった、特定の順番にボタンを押すだけで簡単にコンボが連携していく「ガトリングコンビネーション」に大きく制限が入り、これまでのようなコンボが全く出来なくなっております。
この制限が入る事で既存のシリーズプレイヤーはかなり苦戦を強いられる一方、極めてシンプルかつ簡単なコンボだけでも十分なダメージを取れたりと悪い事ばかりではありません。
初心者の人でもアレコレ考えてコンボをする必要はなくなりましたが、それでもコンボの自由度は多彩です。
さらに「空中での受け身」が無くなったため、コンボをする際の自由度があがったともいえます。

キャラクター

キャラクターは既存シリーズで既に登場している「ソル」「カイ」「メイ」「アクセル」「ミリア」「ポチョムキン」「ザトー」「ファウスト」「チップ」「ラムレザル」「レオ」と、
完全新キャラクターとして「名残雪」「ジオヴァーナ」が参戦、最初のオープンベータ時はこれらが使用可能でしたが、その後「イノ」「闇慈」が過去作より参戦となりました。
それぞれキャラクターには独特な個性を持っており、好きなキャラを使うもよし、自分の腕にあったキャラを使うもよし…プレイヤーの遊びの幅も広がっていきます。
発売後、追加で5キャラクターを追加予定で、シーズンパス(税込3300円)を購入することでキャラクターの配信後、すぐに使用が可能になります。

オンライン

オンライン対戦の「ランクマッチ」に当たる要素はオンラインロビーに集約されており、階級に応じたロビーと誰でも入れるロビーが存在し、前者はガチでやる人向け、後者は仲間とワイワイやりたいときに活用できます。
ただし、このオンラインロビーに関してはオープンベータテストの時点では、かなり厳しい意見がユーザーから寄せられております。
対戦をしたい場合、特定の場所でボタンを押して武器を構えて対戦の準備をし、相手も同じように構えたら対戦が始まるという傍から見ればよく分からない対戦の成立方法となっています。
ほかにも「とにかく見づらい、」「ゴチャゴチャしてる」「前作やグラブルVS、BBTAGのロビーの出来がよかったのにどうしてこうなった」などといった意見が多くみられます。
ただし、対戦においては「ギルティギアイグゼクス アクセントコア+R(Steam版)」で好評だったネットワークの対戦方式を導入、他の格ゲーでは常に付きまとっていた遅延問題が改善される見込みがあります。(厳密に言えば今回のものはアクセントコアのものとは別物になっている模様)
日本国内だけでなく、海外のプレイヤーとも対戦する機会の多いギルティギアシリーズではこういったものは非常に助かります。

また、オンラインロビーに入らずともトレーニング待ち受けやプレイヤーマッチも完備されているので、対戦相手には困ることはないでしょう。

オープンベータテスト

2021年の2月と5月にそれぞれオープンベータテストと、終了後にアンケートを実施しておりました。
プレイ自体は本体さえ所持していれば誰でも参加でき、ソフトも無料でダウンロードが可能、すぐにプレイが可能といった状態でした。
プレイアブルで使用出来たのは初期に発表された13キャラクターのみで、第2回オープンベータの際に残りの二人も使用可能となりました。

総評

ギルティギアシリーズの「当たり前」を見直した本作ですが、2回のオープンベータテストを経てゲームシステムが大きく変わった事でユーザー間で困惑している人も少なくはないようです。
しかし新規ユーザーでも遊びやすい配慮がされていることで格闘ゲーム人口が増えてくれることを願いたいですね。
初代ギルティギアから続くストーリーもいよいよクライマックスのようなので、ストーリーを追ってきたプレイヤーも楽しみだと思われます。
発売日が一度延期され、オープンベータの開催も1度追加されはしたものの、更にクオリティがアップしている事を期待したいですね。

余談

オープンベータは現時点で2回開催されておりますが、何度かサーバーが落ちてしまうという事態になってしまっております。
特に日本サーバーの人口が時間帯によってはパンク寸前だったので、開発側もここまで人が来る事は想定外だったかもしれません…製品版ではサーバーをもっと安定化させてほしいところです。

https://gamerstand.net/wp-content/uploads/2021/05/92a1a49833f9f47b9029db691e02e348.pnghttps://gamerstand.net/wp-content/uploads/2021/05/92a1a49833f9f47b9029db691e02e348-150x150.pnggamerPCゲームPS4タイトル:ギルティギア ストライヴ 対応機種PS4/PS5/Steam/アーケード(ALL.Net P-ras MULTI version3) ジャンル:対戦格闘ゲーム 概要 本作は株式会社アークシステムワークスより2021年6月11日発売予定の対戦格闘ゲームです。 1998年よりプレイステーションで発売した「ギルティ・ギア」シリーズの最新作であり、それまでのシリーズ作とはガラリとシステムを変えた作品となっています。 ゲームシステム 本来格闘ゲームは相手を画面端に追い込む事で有利になり、相手側は不利になってしまいますが、本作では特定の条件を満たすことで画面端にヒビが入り、割れて次のエリアに移動するといった仕掛けが用意されております。 これにより初心者が一方的にハメ殺されるといった事態が減るにくわえ、上級者同士の対戦でも「割るべき」か「割らないでガンガン攻めていく状況を維持するか」の駆け引きが発生することでより対戦が面白くなります。 さらに今までのシリーズにあった、特定の順番にボタンを押すだけで簡単にコンボが連携していく「ガトリングコンビネーション」に大きく制限が入り、これまでのようなコンボが全く出来なくなっております。 この制限が入る事で既存のシリーズプレイヤーはかなり苦戦を強いられる一方、極めてシンプルかつ簡単なコンボだけでも十分なダメージを取れたりと悪い事ばかりではありません。 初心者の人でもアレコレ考えてコンボをする必要はなくなりましたが、それでもコンボの自由度は多彩です。 さらに「空中での受け身」が無くなったため、コンボをする際の自由度があがったともいえます。 キャラクター キャラクターは既存シリーズで既に登場している「ソル」「カイ」「メイ」「アクセル」「ミリア」「ポチョムキン」「ザトー」「ファウスト」「チップ」「ラムレザル」「レオ」と、 完全新キャラクターとして「名残雪」「ジオヴァーナ」が参戦、最初のオープンベータ時はこれらが使用可能でしたが、その後「イノ」「闇慈」が過去作より参戦となりました。 それぞれキャラクターには独特な個性を持っており、好きなキャラを使うもよし、自分の腕にあったキャラを使うもよし…プレイヤーの遊びの幅も広がっていきます。 発売後、追加で5キャラクターを追加予定で、シーズンパス(税込3300円)を購入することでキャラクターの配信後、すぐに使用が可能になります。 オンライン オンライン対戦の「ランクマッチ」に当たる要素はオンラインロビーに集約されており、階級に応じたロビーと誰でも入れるロビーが存在し、前者はガチでやる人向け、後者は仲間とワイワイやりたいときに活用できます。 ただし、このオンラインロビーに関してはオープンベータテストの時点では、かなり厳しい意見がユーザーから寄せられております。 対戦をしたい場合、特定の場所でボタンを押して武器を構えて対戦の準備をし、相手も同じように構えたら対戦が始まるという傍から見ればよく分からない対戦の成立方法となっています。 ほかにも「とにかく見づらい、」「ゴチャゴチャしてる」「前作やグラブルVS、BBTAGのロビーの出来がよかったのにどうしてこうなった」などといった意見が多くみられます。 ただし、対戦においては「ギルティギアイグゼクス アクセントコア+R(Steam版)」で好評だったネットワークの対戦方式を導入、他の格ゲーでは常に付きまとっていた遅延問題が改善される見込みがあります。(厳密に言えば今回のものはアクセントコアのものとは別物になっている模様) 日本国内だけでなく、海外のプレイヤーとも対戦する機会の多いギルティギアシリーズではこういったものは非常に助かります。 また、オンラインロビーに入らずともトレーニング待ち受けやプレイヤーマッチも完備されているので、対戦相手には困ることはないでしょう。 オープンベータテスト 2021年の2月と5月にそれぞれオープンベータテストと、終了後にアンケートを実施しておりました。 プレイ自体は本体さえ所持していれば誰でも参加でき、ソフトも無料でダウンロードが可能、すぐにプレイが可能といった状態でした。 プレイアブルで使用出来たのは初期に発表された13キャラクターのみで、第2回オープンベータの際に残りの二人も使用可能となりました。 総評 ギルティギアシリーズの「当たり前」を見直した本作ですが、2回のオープンベータテストを経てゲームシステムが大きく変わった事でユーザー間で困惑している人も少なくはないようです。 しかし新規ユーザーでも遊びやすい配慮がされていることで格闘ゲーム人口が増えてくれることを願いたいですね。 初代ギルティギアから続くストーリーもいよいよクライマックスのようなので、ストーリーを追ってきたプレイヤーも楽しみだと思われます。 発売日が一度延期され、オープンベータの開催も1度追加されはしたものの、更にクオリティがアップしている事を期待したいですね。 余談 オープンベータは現時点で2回開催されておりますが、何度かサーバーが落ちてしまうという事態になってしまっております。 特に日本サーバーの人口が時間帯によってはパンク寸前だったので、開発側もここまで人が来る事は想定外だったかもしれません…製品版ではサーバーをもっと安定化させてほしいところです。話題や人気のゲームに関するレビューや攻略情報を紹介