
本作「ファイナルファンタジー8(以降FF8)」は1999年2月に「株式会社スクウェア」によりPlayStation用ソフトとして発売されたゲームです。
前作の「ファイナルファンタジー7(以降FF7)」が大成功を収めた事でハリウッドとの連携、スタッフも従来より非常に多い人数での制作体制となっており、発売前や直後などではテレビでもプロモーションが凄まじく、あらゆる場所で話題になっておりました。
同じ「株式会社スクウェア」より発売されている「ブレイヴフェンサー 武蔵伝」に本作の体験版のディスクが付属したことも大きな話題となっており、ゲーム本編より体験版のディスク目当てで買った人も多いとか。
前作FF7と異なり、キャラクターに「ガーディアンフォース(歴代FFで言う召喚獣、以降G.F)」と「魔法」をセットしてステータスの強化を図る「ジャンクションシステム」を導入し、自由度の高いプレイが可能になっております。
更には従来のRPGと違い、武器は購入出来ず自分の武器を「改造して強化する」という形に変更され、攻撃力、防御力などに関しては先述の「ジャンクションシステム」を用いて強化していくことになります。
まず、「ジャンクション」を使い、特定の「G.F」や「魔法」をセットすることで能力の上昇が可能ですが、G.F自体を戦闘で育成することによって、特定の行動を行う事が可能になります。
FF8はG.Fをきちんとセットしていないと「たたかう」以外のコマンドが使えませんが、G.Fをセットすることで「まほう」「G.F」といった行動がようやく出来るようになります。
更には「魔法」の種類や量によってどの能力値が「どれだけ」上がるかも変わってきます。(今作では魔法は使用回数があり、敵モンスターや道中で「ドロー」と呼ばれるコマンドを使用するかアイテムを使って精製する必要があります。)
FF8のおすすめポイント
武器やアイテム、魔法をうまく駆使することで初期レベルでのゲームクリアやゲーム序盤での強力な装備、ステータスも不可能ではないという意味で非常に自由度が高い作品になっており、あらゆる楽しみ方をすることができます。
他にもミニゲームとして、ゲーム内でカードゲームが実装されており、ゲーム内のキャラクター(街中のモブからネームドのキャラなどと対戦可能)と対戦をし、勝利することでレアなカードを入手したりできます。これらのカードは初期に手に入るもの以外にもバトル中にモンスターをカードにしたり強力なボスを撃破することでも入手できます。
更にはこのカードをアイテムに変化させることで通常プレイでは入手困難なアイテムが大量に入手できる事もあり、これらをうまく使う事でゲームの難易度が変わる事もあります。
ポケットステーションにも対応しており、ゲーム内のミニゲームを活用することでカード同様レアアイテムを入手することもできます。
残念なところ
前述の「ジャンクションシステム」があまりにも癖が強く、きちんとシステムを理解したうえでうまくジャンクションしていかないとゲームの難易度が上がってしまう危険性があります。
そのため、ゲームを全くプレイしていないユーザーからしたら最初は訳が分からず全滅することも多く、そのため攻略本が手放せないという人もいたようです。
とあるダンジョンでのバグが際立って問題があり、この症状に陥ってしまうと進行不可能になるといったもので、当時はテレビでも放映されておりました。しかもこのバグはいろいろな要因が重なって条件を満たしてしまう事が多いので余計に辛いところです。
ゲーム全般の問題としては、敵にもレベルが設定されており、こちらのレベルに応じて敵が強化されるという仕様になっているので、何も考えずにレベル100(最大レベル)にしてしまうとゲームの難易度が大きく上昇してしまう事があります。(敵によってはレベル5デスという技を使ってくるので全滅することも)一応ジャンクションシステムを活用すれば防げはするものの、ゲームシステム自体がなかなか難しいものなので途中で投げ出してしまう人も多かったようです。(一般的なRPGはレベルを最大まで上げてしまえば大体は楽にクリア出来るというのもあったためかと思われます)
総評
FF7での大成功の後に出したものの、非常に難解なゲームシステムによって評判がややイマイチな本作ですが、プレイを重ねていくうちにシステムを深く理解することであらゆる楽しみ方が出来る一品です。
ゲームの設定や攻略のおともにデジキューブ社から刊行されていた「アルティマニア」が必須と言えるほど情報量が多いので、もしこれからプレイするのであれば一緒に購入してからプレイする方がいいかもしれません。
現在はオリジナルのPlayStation版以外にもWindows版が2種類(Windows95、Windows98専用ソフトと、2014年頃に出たスクウェアエニックスeストアでのダウンロード専売のWindowsVista、7,8対応版)
その後、2019年にPlayStation4、XBOXONE、NintendoSwitch、Steam用ソフトとして「ファイナルファンタジー8リマスタード」が発売されております。
今からプレイするのであれば最新機種で、かつゲームを快適にしてくれる機能が入ったリマスター版が良いですね。
シンプルでオーソドックスなRPGに飽きてしまって、一癖あるゲームを楽しみたい、そんな人に是非ともオススメ出来るゲームです。
対応ハード(オリジナル版) |
PS1、PC(Windows専用ソフトとスクウェアエニックスeストア専売の2種あり) |
対応ハード(リマスター版) |
PS1、PC(PS4、NintendoSwitch、Steam、XBoxOne) |
ジャンル |
RPG |
メーカー |
スクウェア |
開発 |
スクウェア |
発売日 |
1999/02/11 |
https://gamerstand.net/43705https://gamerstand.net/wp-content/uploads/2020/05/Inside_FINAL_FANTASY_VIII_Remastered_Closed_Captions.mp4_snapshot_08.33_2019.10.19_17.44.06-1024x576.jpghttps://gamerstand.net/wp-content/uploads/2020/05/Inside_FINAL_FANTASY_VIII_Remastered_Closed_Captions.mp4_snapshot_08.33_2019.10.19_17.44.06-150x150.jpggamerPCゲームPS4Switch懐かしのゲーム本作「ファイナルファンタジー8(以降FF8)」は1999年2月に「株式会社スクウェア」によりPlayStation用ソフトとして発売されたゲームです。
前作の「ファイナルファンタジー7(以降FF7)」が大成功を収めた事でハリウッドとの連携、スタッフも従来より非常に多い人数での制作体制となっており、発売前や直後などではテレビでもプロモーションが凄まじく、あらゆる場所で話題になっておりました。
同じ「株式会社スクウェア」より発売されている「ブレイヴフェンサー 武蔵伝」に本作の体験版のディスクが付属したことも大きな話題となっており、ゲーム本編より体験版のディスク目当てで買った人も多いとか。
前作FF7と異なり、キャラクターに「ガーディアンフォース(歴代FFで言う召喚獣、以降G.F)」と「魔法」をセットしてステータスの強化を図る「ジャンクションシステム」を導入し、自由度の高いプレイが可能になっております。
更には従来のRPGと違い、武器は購入出来ず自分の武器を「改造して強化する」という形に変更され、攻撃力、防御力などに関しては先述の「ジャンクションシステム」を用いて強化していくことになります。
まず、「ジャンクション」を使い、特定の「G.F」や「魔法」をセットすることで能力の上昇が可能ですが、G.F自体を戦闘で育成することによって、特定の行動を行う事が可能になります。
FF8はG.Fをきちんとセットしていないと「たたかう」以外のコマンドが使えませんが、G.Fをセットすることで「まほう」「G.F」といった行動がようやく出来るようになります。
更には「魔法」の種類や量によってどの能力値が「どれだけ」上がるかも変わってきます。(今作では魔法は使用回数があり、敵モンスターや道中で「ドロー」と呼ばれるコマンドを使用するかアイテムを使って精製する必要があります。)
FF8のおすすめポイント
武器やアイテム、魔法をうまく駆使することで初期レベルでのゲームクリアやゲーム序盤での強力な装備、ステータスも不可能ではないという意味で非常に自由度が高い作品になっており、あらゆる楽しみ方をすることができます。
他にもミニゲームとして、ゲーム内でカードゲームが実装されており、ゲーム内のキャラクター(街中のモブからネームドのキャラなどと対戦可能)と対戦をし、勝利することでレアなカードを入手したりできます。これらのカードは初期に手に入るもの以外にもバトル中にモンスターをカードにしたり強力なボスを撃破することでも入手できます。
更にはこのカードをアイテムに変化させることで通常プレイでは入手困難なアイテムが大量に入手できる事もあり、これらをうまく使う事でゲームの難易度が変わる事もあります。
ポケットステーションにも対応しており、ゲーム内のミニゲームを活用することでカード同様レアアイテムを入手することもできます。
残念なところ
前述の「ジャンクションシステム」があまりにも癖が強く、きちんとシステムを理解したうえでうまくジャンクションしていかないとゲームの難易度が上がってしまう危険性があります。
そのため、ゲームを全くプレイしていないユーザーからしたら最初は訳が分からず全滅することも多く、そのため攻略本が手放せないという人もいたようです。
とあるダンジョンでのバグが際立って問題があり、この症状に陥ってしまうと進行不可能になるといったもので、当時はテレビでも放映されておりました。しかもこのバグはいろいろな要因が重なって条件を満たしてしまう事が多いので余計に辛いところです。
ゲーム全般の問題としては、敵にもレベルが設定されており、こちらのレベルに応じて敵が強化されるという仕様になっているので、何も考えずにレベル100(最大レベル)にしてしまうとゲームの難易度が大きく上昇してしまう事があります。(敵によってはレベル5デスという技を使ってくるので全滅することも)一応ジャンクションシステムを活用すれば防げはするものの、ゲームシステム自体がなかなか難しいものなので途中で投げ出してしまう人も多かったようです。(一般的なRPGはレベルを最大まで上げてしまえば大体は楽にクリア出来るというのもあったためかと思われます)
総評
FF7での大成功の後に出したものの、非常に難解なゲームシステムによって評判がややイマイチな本作ですが、プレイを重ねていくうちにシステムを深く理解することであらゆる楽しみ方が出来る一品です。
ゲームの設定や攻略のおともにデジキューブ社から刊行されていた「アルティマニア」が必須と言えるほど情報量が多いので、もしこれからプレイするのであれば一緒に購入してからプレイする方がいいかもしれません。
現在はオリジナルのPlayStation版以外にもWindows版が2種類(Windows95、Windows98専用ソフトと、2014年頃に出たスクウェアエニックスeストアでのダウンロード専売のWindowsVista、7,8対応版)
その後、2019年にPlayStation4、XBOXONE、NintendoSwitch、Steam用ソフトとして「ファイナルファンタジー8リマスタード」が発売されております。
今からプレイするのであれば最新機種で、かつゲームを快適にしてくれる機能が入ったリマスター版が良いですね。
シンプルでオーソドックスなRPGに飽きてしまって、一癖あるゲームを楽しみたい、そんな人に是非ともオススメ出来るゲームです。
対応ハード(オリジナル版)
PS1、PC(Windows専用ソフトとスクウェアエニックスeストア専売の2種あり)
対応ハード(リマスター版)
PS1、PC(PS4、NintendoSwitch、Steam、XBoxOne)
ジャンル
RPG
メーカー
スクウェア
開発
スクウェア
発売日
1999/02/11gamer
noritaka.high@gmail.comAdministratorGAMER STAND
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