本作「モンスターハンターポータブル2ndG(以降MHP2Gと呼称)」は2008年3月27日にPlayStationPortable(以降PSPと呼称)で発売された1~4人用のハンティングアクションゲームです。
前作までのモンハンシリーズ(MH1、G、2、P、P2)までの要素を集めた1つの集大成となった作品。
前作までの全てのモンスターおよび、当時最新作の「モンスターハンターフロンティア」(現在はサービス終了)より「エスピナス」「ヴォルガノス」の2種のモンスター、新フィールドの樹海や2以前のフィールドの追加、前作「ポータブル2nd」にいなかった「ヤマツカミ」の復活など、それまでのモンハンファンには嬉しいサプライズが詰まっております。

前作「ポータブル2nd」のセーブデータを引き継いでプレイする事が出来、前作まで遊べた「上位クエスト」の更に上の難易度にあたる「G級クエスト」に挑戦が可能になり、それに伴ってさらに強力な武器・防具のシリーズを作成する事が可能になりました。

更にはPSPのゲームに多くみられた問題である「ロード時間の長さ」を短縮するため、当時としては画期的である「メディアインストール機能」を搭載しております。
これはPSPのメモリースティックDUOにゲームのデータをインストールすることで、UMDから直接読み込むより短縮する事が出来、ストレスがより少なくプレイが可能となっています。
売上本数も422万本と、PSPソフトの中では累計でも2位の売上となっており、現在でもプレイしている人はそれなりにいるようです。

MHP2Gのおすすめポイント

前作までの集大成だけあってボリュームが当時としては最大クラスで、一人用の「村クエスト」や他人とマルチプレイの出来る「集会所クエスト」を全部クリアするだけでもかなりの時間が掛かり、コスパも最高クラスともいえるでしょう。
クリア出来ない集会所のクエストも仲間と一緒にプレイすることで簡単にクリア出来る事もありますし、人と人の繋がりも出来るので、一種のコミュニケーションツールとしても非常に役に立ちます。

PSP用ソフトに付きまとっていたロード時間の長さを克服し、それまでのシリーズでの不満点の1つを無くすことに成功、ストレスフリー化に繋がったのもかなり大きな点です。
PlayStation3専用ソフトウェア「アドホックパーティー」やパソコンでの無料アプリケーション「X-Link-kai」を使って遠くの知らない人ともコミュニケーションしつつマルチプレイも可能で、
近くに人がいなくてもオンラインで遊ぶ事が出来るようになったことでマルチプレイがしやすく、かつ難易度の高いクエストにも行きやすくなっております。

残念なところ

もともとモンハンは難易度の高い部類ではありましたが、MHP2Gは更にストイックな難易度となっております。
上位クエストまではそれなりの難易度ですがMHP2Gで追加されたG級クエストは更に鬼畜な難易度で、合わない人はとことん合わないが、合う人はとことん合うという人を選んでしまっているゲームバランスです。
とはいえ、仲間と遊ぶマルチプレイで力を合わせればかなり容易にクリアできたりします。

だいたいのモンハンに言えることですが、カメラワークが悪く、場合によっては酔ってしまったり、敵の攻撃が非常に避けづらくなるといった事があります。
更には一部の敵の攻撃判定がとんでもない事になっているので、これにうんざりしてしまう人も当時は続出しておりました。

総評

ハンティングアクションとしても、PSP用ゲームソフトとしても超が付くほど大ボリュームとなっており、ハマれば長く続けられる名作です。
数年前にこのゲームを10年やり続けた猛者が話題となっており、そのやり込みぶりが凄いとTwitter等のSNSが賑わっておりました。
それだけ本作が今でも歴代モンハンプレイヤーから愛されてる事になりますね。

このゲームは廉価版という形で何度か再販しており、現在ではPlayStationVITAでもダウンロード版を購入することでプレイが出来る上に、VITATVというゲーム機本体があれば、テレビの大画面でプレイも可能となっております。

更にはiphoneやipadなどのiOS端末でも本作が販売しておりましたが2019年9月に販売とサポートが終了してしまい、新規で購入も出来なくなってしまいました。
2020年現在ではPSPかVITAでしか遊べませんが、比較的入手も中古で容易に手に入りますし、値段も非常にお手頃なので何となくプレイしてみたいという人にも大変おすすめできます。

モンハン3(tri)までの歴代ナンバリング作品やモンハン2(dos)ベースで作られたフロンティアのオンラインサービスが終了してしまっているため、
昔の作品でオンラインを遊べるのがPSPのポータブルシリーズとWiiUの「モンスターハンター3G HDVer.」のみとなっています。

さらにはモンハン3や4でシステム面でも少々変更が入ってしまったので、旧作のオンラインっぽく遊んでみたいという事であれば、PSPと本作のソフト、有線に繋いだPS3を用意する事で昔のオンライン感覚を味わう事が出来ます。
歯ごたえがあり、かつやりがいのあるゲームがやりたいという人や、仲間との連携を楽しみたい人にとってはとてもおすすめ出来る一品です。

対応ハード PSP,PSVITA
ジャンル アクションRPG
メーカー カプコン
開発 MONOLITHSOFT
公式サイト http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/P2ndG/
発売日 2008/03/27
コピーライト ©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
https://gamerstand.net/wp-content/uploads/2020/05/8tnu01000000ncqi.jpghttps://gamerstand.net/wp-content/uploads/2020/05/8tnu01000000ncqi-150x150.jpggamer懐かしのゲーム本作「モンスターハンターポータブル2ndG(以降MHP2Gと呼称)」は2008年3月27日にPlayStationPortable(以降PSPと呼称)で発売された1~4人用のハンティングアクションゲームです。 前作までのモンハンシリーズ(MH1、G、2、P、P2)までの要素を集めた1つの集大成となった作品。 前作までの全てのモンスターおよび、当時最新作の「モンスターハンターフロンティア」(現在はサービス終了)より「エスピナス」「ヴォルガノス」の2種のモンスター、新フィールドの樹海や2以前のフィールドの追加、前作「ポータブル2nd」にいなかった「ヤマツカミ」の復活など、それまでのモンハンファンには嬉しいサプライズが詰まっております。 前作「ポータブル2nd」のセーブデータを引き継いでプレイする事が出来、前作まで遊べた「上位クエスト」の更に上の難易度にあたる「G級クエスト」に挑戦が可能になり、それに伴ってさらに強力な武器・防具のシリーズを作成する事が可能になりました。 更にはPSPのゲームに多くみられた問題である「ロード時間の長さ」を短縮するため、当時としては画期的である「メディアインストール機能」を搭載しております。 これはPSPのメモリースティックDUOにゲームのデータをインストールすることで、UMDから直接読み込むより短縮する事が出来、ストレスがより少なくプレイが可能となっています。 売上本数も422万本と、PSPソフトの中では累計でも2位の売上となっており、現在でもプレイしている人はそれなりにいるようです。 MHP2Gのおすすめポイント 前作までの集大成だけあってボリュームが当時としては最大クラスで、一人用の「村クエスト」や他人とマルチプレイの出来る「集会所クエスト」を全部クリアするだけでもかなりの時間が掛かり、コスパも最高クラスともいえるでしょう。 クリア出来ない集会所のクエストも仲間と一緒にプレイすることで簡単にクリア出来る事もありますし、人と人の繋がりも出来るので、一種のコミュニケーションツールとしても非常に役に立ちます。 PSP用ソフトに付きまとっていたロード時間の長さを克服し、それまでのシリーズでの不満点の1つを無くすことに成功、ストレスフリー化に繋がったのもかなり大きな点です。 PlayStation3専用ソフトウェア「アドホックパーティー」やパソコンでの無料アプリケーション「X-Link-kai」を使って遠くの知らない人ともコミュニケーションしつつマルチプレイも可能で、 近くに人がいなくてもオンラインで遊ぶ事が出来るようになったことでマルチプレイがしやすく、かつ難易度の高いクエストにも行きやすくなっております。 残念なところ もともとモンハンは難易度の高い部類ではありましたが、MHP2Gは更にストイックな難易度となっております。 上位クエストまではそれなりの難易度ですがMHP2Gで追加されたG級クエストは更に鬼畜な難易度で、合わない人はとことん合わないが、合う人はとことん合うという人を選んでしまっているゲームバランスです。 とはいえ、仲間と遊ぶマルチプレイで力を合わせればかなり容易にクリアできたりします。 だいたいのモンハンに言えることですが、カメラワークが悪く、場合によっては酔ってしまったり、敵の攻撃が非常に避けづらくなるといった事があります。 更には一部の敵の攻撃判定がとんでもない事になっているので、これにうんざりしてしまう人も当時は続出しておりました。 総評 ハンティングアクションとしても、PSP用ゲームソフトとしても超が付くほど大ボリュームとなっており、ハマれば長く続けられる名作です。 数年前にこのゲームを10年やり続けた猛者が話題となっており、そのやり込みぶりが凄いとTwitter等のSNSが賑わっておりました。 それだけ本作が今でも歴代モンハンプレイヤーから愛されてる事になりますね。 このゲームは廉価版という形で何度か再販しており、現在ではPlayStationVITAでもダウンロード版を購入することでプレイが出来る上に、VITATVというゲーム機本体があれば、テレビの大画面でプレイも可能となっております。 更にはiphoneやipadなどのiOS端末でも本作が販売しておりましたが2019年9月に販売とサポートが終了してしまい、新規で購入も出来なくなってしまいました。 2020年現在ではPSPかVITAでしか遊べませんが、比較的入手も中古で容易に手に入りますし、値段も非常にお手頃なので何となくプレイしてみたいという人にも大変おすすめできます。 モンハン3(tri)までの歴代ナンバリング作品やモンハン2(dos)ベースで作られたフロンティアのオンラインサービスが終了してしまっているため、 昔の作品でオンラインを遊べるのがPSPのポータブルシリーズとWiiUの「モンスターハンター3G HDVer.」のみとなっています。 さらにはモンハン3や4でシステム面でも少々変更が入ってしまったので、旧作のオンラインっぽく遊んでみたいという事であれば、PSPと本作のソフト、有線に繋いだPS3を用意する事で昔のオンライン感覚を味わう事が出来ます。 歯ごたえがあり、かつやりがいのあるゲームがやりたいという人や、仲間との連携を楽しみたい人にとってはとてもおすすめ出来る一品です。 対応ハード PSP,PSVITA ジャンル アクションRPG メーカー カプコン 開発 MONOLITHSOFT 公式サイト http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/P2ndG/ 発売日 2008/03/27 コピーライト ©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.話題や人気のゲームに関するレビューや攻略情報を紹介