本作「ゼノブレイド」は2010年にモノリスソフトよりWii専用ソフトとして発売されました。
当時のWii用RPGとしては珍しい、MMORPGに近いバトルシステムを採用し、戦略性のある戦いを楽しむことが出来ます。

後にNewニンテンドー3DS専用ソフトとして、一部追加要素を追加して移植され、WiiUダウンロード用ソフトとしても販売されました。
オープンワールド型のフィールドを走る事が出来、何処までも続くような広いフィールドを走り回ったり、時には寄り道をして強大なボスに挑んだりできる事でWiiユーザーだけでなく、RPGファンの間でも話題になっておりました。

一時期中古ソフトとしてそれなりの値段(安くても5000円前後だった時期も)でしたが、WiiUのダウンロードソフト、New3DS版の発売により、値段もかなり落ち着いて手に取りやすくなりました。(3DS版は定価4070円、WiiUダウンロードソフトは2750円
更には2020年5月29日にWii版に追加要素を加えたリマスター版「Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション)」がNintendo Switchで発売致します。

おすすめポイント

前述の通り、広いフィールドをどこまでも走る事が出来るうえに、意外なところに洞窟や抜け道があったりするので、探索心に火がつきます。
とはいえ、場所によってはあまりにも場違いなレベルのボス(例をあげれば序盤で訪れるガウル平原という場所にラスボスより強いボスが2体ほどうろついていたりします)が徘徊していたりするので、油断していると瞬殺されるといった事態にもなりますので、探索する上での程よい緊張感が持てます。

BGMの出来もかなり良く、その場の雰囲気を盛り上げる名曲や、前述の強大なボス(ユニークモンスターと呼ばれています)と戦う際に流れる「名を冠する者たち」は特に人気が高く、プレイヤーからは処刑(される側)用BGMとも言われております。

更にはマップ間をワープする機能があるので、超が付くほど広いフィールドをあちこち歩かずとも、一度行ったところであればすぐに移動が可能なほど便利かつストレスがかからない仕様になっております。

バトルは「ヘイト」や側面や背後など、距離の管理が出来るようになったりするとゲームの難易度がガラリと変わったりすることで、最初は慣れるまで大変ではあるものの、理解出来るようになってくると、「どう見ても無理だろこれ!」というボスも工夫次第で撃破する事も可能です。(最強クラスの敵を1分足らずで撃破、超低レベルでその敵を撃破するというやり込みプレイをしている動画もあがっています)

敵の強力な攻撃を主人公シュルクの特殊能力「未来視」で見ることが出来、何もしなければパーティが壊滅しかねない大打撃を被る事になったりしますが、バフ(能力値アップなど)を味方に付与する事でダメージを大幅に軽減したり、ヘイトを別の仲間に向けるようにすることで物語中のボスや、前述の超強力なユニークモンスターに対抗しやすくなります。

最近のゲームによくある「やり込み要素」ですが、こちらも非常に充実しておりサブクエスト、前述のユニークモンスター、コレクションアイテムなどがあり、
これらをやり込んでいくと序盤からキャラがかなり強化されたりしますが、やりすぎてしまうと少々ゲームが楽になってしまいます(殆どこれらのやり込み要素をスルーしてもさほど問題ではありません)

残念な点

グラフィック面で、やや問題があり2010年発売のゲームにしては少々粗い点があります。とはいえ慣れればそこまで気にならないレベルではあります。
ゲーム中の動作性も他のオープンワールドのゲームなどと比べると少々悪いと感じる点があり、ちょっとした操作ミスで高いところから落下死してしまう事もあります。
戦闘で何も考えずにアーツ(必殺技に相当するもの)を撃つだけでいると、ヘイトが自分のキャラにばかり溜まってしまい、即座に倒されてやり直しという事が序盤から起こりえるので、いかにヘイト管理に気づけるかがこのゲームを楽しむ上での最大の課題になります。

ゼノブレイドの総評

やり込み要素をスルーして物語だけを楽しむ場合はそれなりの難易度とプレイ時間(大体50時間~70時間くらい)になりますが、ユニークモンスターやサブクエストなどを全部こなしてしまうと99時間59分を越えてしまう事もザラにあります。(Wii版とWiiUダウンロード版は99:59が最高で、3DS版は999:59まで表示されるようになっています。)
それだけのやり込み要素を盛り込んで、かつ王道なストーリーを楽しめる名作です。

Wii版と3DS版とありますが、大画面でじっくりやるならWii版とWiiUのダウンロード版、携帯機でいつでもゼノブレイドを楽しみたいなら3DS版がおすすめでしたが、
5月末にはどちらのメリットを併せ持ったニンテンドーSwitchの専用ソフトとして販売されますので、今からゼノブレイドをプレイしてみたい、またはもう一度プレイしてみたいという方は追加の新規ストーリーもありますのでそちらがオススメです。

さらには「ニンテンドーカタログチケット」というSwitchのソフトを「2本で9980円(税込)」でダウンロード版を購入できるチケットがあるため、これをうまく使えば「ゼノブレイドが実質5000円」になりますので、他に対象ソフトがある人はそちらが確実にオススメです。

対応ハード Wii、New3DS
ジャンル RPG
メーカー 任天堂
開発 MONOLITHSOFT
公式サイト http://www.nintendo.co.jp/wii/sx4j/
発売日 2010/06/10
コピーライト © 2010 Nintendo / MONOLITHSOFT
https://gamerstand.net/wp-content/uploads/2020/05/sns-1024x538.pnghttps://gamerstand.net/wp-content/uploads/2020/05/sns-150x150.pnggamerSwitch懐かしのゲーム本作「ゼノブレイド」は2010年にモノリスソフトよりWii専用ソフトとして発売されました。 当時のWii用RPGとしては珍しい、MMORPGに近いバトルシステムを採用し、戦略性のある戦いを楽しむことが出来ます。 後にNewニンテンドー3DS専用ソフトとして、一部追加要素を追加して移植され、WiiUダウンロード用ソフトとしても販売されました。 オープンワールド型のフィールドを走る事が出来、何処までも続くような広いフィールドを走り回ったり、時には寄り道をして強大なボスに挑んだりできる事でWiiユーザーだけでなく、RPGファンの間でも話題になっておりました。 一時期中古ソフトとしてそれなりの値段(安くても5000円前後だった時期も)でしたが、WiiUのダウンロードソフト、New3DS版の発売により、値段もかなり落ち着いて手に取りやすくなりました。(3DS版は定価4070円、WiiUダウンロードソフトは2750円 更には2020年5月29日にWii版に追加要素を加えたリマスター版「Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション)」がNintendo Switchで発売致します。 おすすめポイント 前述の通り、広いフィールドをどこまでも走る事が出来るうえに、意外なところに洞窟や抜け道があったりするので、探索心に火がつきます。 とはいえ、場所によってはあまりにも場違いなレベルのボス(例をあげれば序盤で訪れるガウル平原という場所にラスボスより強いボスが2体ほどうろついていたりします)が徘徊していたりするので、油断していると瞬殺されるといった事態にもなりますので、探索する上での程よい緊張感が持てます。 BGMの出来もかなり良く、その場の雰囲気を盛り上げる名曲や、前述の強大なボス(ユニークモンスターと呼ばれています)と戦う際に流れる「名を冠する者たち」は特に人気が高く、プレイヤーからは処刑(される側)用BGMとも言われております。 更にはマップ間をワープする機能があるので、超が付くほど広いフィールドをあちこち歩かずとも、一度行ったところであればすぐに移動が可能なほど便利かつストレスがかからない仕様になっております。 バトルは「ヘイト」や側面や背後など、距離の管理が出来るようになったりするとゲームの難易度がガラリと変わったりすることで、最初は慣れるまで大変ではあるものの、理解出来るようになってくると、「どう見ても無理だろこれ!」というボスも工夫次第で撃破する事も可能です。(最強クラスの敵を1分足らずで撃破、超低レベルでその敵を撃破するというやり込みプレイをしている動画もあがっています) 敵の強力な攻撃を主人公シュルクの特殊能力「未来視」で見ることが出来、何もしなければパーティが壊滅しかねない大打撃を被る事になったりしますが、バフ(能力値アップなど)を味方に付与する事でダメージを大幅に軽減したり、ヘイトを別の仲間に向けるようにすることで物語中のボスや、前述の超強力なユニークモンスターに対抗しやすくなります。 最近のゲームによくある「やり込み要素」ですが、こちらも非常に充実しておりサブクエスト、前述のユニークモンスター、コレクションアイテムなどがあり、 これらをやり込んでいくと序盤からキャラがかなり強化されたりしますが、やりすぎてしまうと少々ゲームが楽になってしまいます(殆どこれらのやり込み要素をスルーしてもさほど問題ではありません) 残念な点 グラフィック面で、やや問題があり2010年発売のゲームにしては少々粗い点があります。とはいえ慣れればそこまで気にならないレベルではあります。 ゲーム中の動作性も他のオープンワールドのゲームなどと比べると少々悪いと感じる点があり、ちょっとした操作ミスで高いところから落下死してしまう事もあります。 戦闘で何も考えずにアーツ(必殺技に相当するもの)を撃つだけでいると、ヘイトが自分のキャラにばかり溜まってしまい、即座に倒されてやり直しという事が序盤から起こりえるので、いかにヘイト管理に気づけるかがこのゲームを楽しむ上での最大の課題になります。 ゼノブレイドの総評 やり込み要素をスルーして物語だけを楽しむ場合はそれなりの難易度とプレイ時間(大体50時間~70時間くらい)になりますが、ユニークモンスターやサブクエストなどを全部こなしてしまうと99時間59分を越えてしまう事もザラにあります。(Wii版とWiiUダウンロード版は99:59が最高で、3DS版は999:59まで表示されるようになっています。) それだけのやり込み要素を盛り込んで、かつ王道なストーリーを楽しめる名作です。 Wii版と3DS版とありますが、大画面でじっくりやるならWii版とWiiUのダウンロード版、携帯機でいつでもゼノブレイドを楽しみたいなら3DS版がおすすめでしたが、 5月末にはどちらのメリットを併せ持ったニンテンドーSwitchの専用ソフトとして販売されますので、今からゼノブレイドをプレイしてみたい、またはもう一度プレイしてみたいという方は追加の新規ストーリーもありますのでそちらがオススメです。 さらには「ニンテンドーカタログチケット」というSwitchのソフトを「2本で9980円(税込)」でダウンロード版を購入できるチケットがあるため、これをうまく使えば「ゼノブレイドが実質5000円」になりますので、他に対象ソフトがある人はそちらが確実にオススメです。 対応ハード Wii、New3DS ジャンル RPG メーカー 任天堂 開発 MONOLITHSOFT 公式サイト http://www.nintendo.co.jp/wii/sx4j/ 発売日 2010/06/10 コピーライト © 2010 Nintendo / MONOLITHSOFT話題や人気のゲームに関するレビューや攻略情報を紹介